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10月1日 (日) 「たかやん議員日記」2006.第274弾! 10月1日(日)
「たかやん議員日記」2006.第274弾! 10月1日(日)
0時13分 昨夜、(実際には今日)6年前に陵平が息を引き取った時間。僕は10階から下を見た。足が竦みそうな高さだ。吸い込まれていきそうで、長くは見ていられなかった。綺麗に書かれた反省文とは全く違う、震える手で書いた「遺書」を思い出した。陵平はパニックになったのだ。“優等生”の自分が、学年集会で決意表明をする姿を想像して・・・13歳の小さな胸が、恐怖で一杯になっただろう・・・6年前と同じ光景がそこにはあった。
陵平味噌 昨日も、今日もいくこさんの作った豚汁が大好評だった。弥生さんは玄米ご飯に豆腐カレーを作ってくれた。これも完売?大勢のお客さんで厨房はてんやわんや。たくやのお母さんや渉のお母さん、そして陵平の幼なじみのえりちゃんが何時間も立ちっぱなしだった。
「これおしいい!」キュウリや人参に陵平味噌を付けて食べるひとみと梢。智史、達也、和也は豚汁をあっという間に食べてしまった。もう一人の達也が「これ・・」と言って日本酒を差し出した。野球部の仲間たちからの差し入れだという。陵平のお兄ちゃんの走太の乾杯の音頭で、僕らはその純米酒で乾杯をした。厨房のお姉さん達も、2年5組の緑やゆき子もみんなで飲んだ。
建築家を目指している純、保育の世界で頑張るあさみ。彼女の話に照れる貴幸、陵平の傍にいつもいた喬之。陵平には本当にいい仲間がいたのだ。「これから遊びに行こうよ」とあさみを誘い「ごめん!明日学校なんだ」と軽くいなされ、「いいさ、男だけで行こうな!」と笑う勇人。いつの間にか横になって、眠ってしまった貴宏。朋之、瞬、遼太、悟とは余り話せなかったけど、みんな「また来ます!」と握手をしていってくれた。
一番最初に帰った俊介も「今度また花持ってきます。」「必ずきますから」と頭を下げて行った。僕は23人の子供たちと会った。2年5組の子達もいれば、野球部だった子達もいた。小学校からの友達もいれば、同じマンションの仲間もいた。お菓子を陵平にあげた子もいれば、一緒になって怒られた子達もいた。5組でそれを見ていた子達もいた・・・・ みんなに共通していたのは、あの当時の手紙に書いてあるように「ヌッキーのことを忘れないよ」「大貫のこと絶対、絶対忘れない」と今でも陵平のことを思っていてくれること。
野球部が全員揃って、陵平も写真でメンバーに入って、記念撮影をした。「何だかおっさんの中に小学生だな・・」とカメラマンの僕。二十歳の青年達と少年のままの陵平がそこには笑っていた。 お菓子をあげなければ・・・一緒に食べなければ・・・・今でもお菓子を引きずる子ども達。「そんなことで陵平は死んだんじゃあないよ。!」「お菓子を断れなかったことで、誰も死んだりするもんか。」と僕は言った。
「ルールを破った方が悪い」「学校の規則を破ったのだから、先生方のやったことは間違っていない」子どもの命がなくなっても、平気でそういう言葉がでてくる世界で、彼らは1年半も生きていた。そして今でもそのことを引きずっていることが悲しかった。
「友達だもの・・・お菓子をあげるさ」「友達だもの・・・お菓子をもらうさ」「先生に隠れてお菓子を食べる・・・中学生ならみんなやるよ。」「先生達だって、職員室で飲んだり、食べたりしているんだ。君たちはなーんにも悪くなかったのさ」僕は彼らにそう言いたかった。
最後まで残ったのは、智史と和也。そして陵平の幼なじみのえり。3人と握手をして再会を約束した。もう0時をはるかに回っていた。えりと走太とは一緒に栃木へ行く約束をした。来年の陵平味噌の大豆のできはどうだろう・・・
雨の中を僕は歩いて帰ってきた。彼らと出会えたことに感謝しながら、僕は陵平のことをそして隆志さんと政江さんのことを思った。 たかやん
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10月2日 (月) 「たかやん議員日記」2006.第275弾! 10月2日(月)
「たかやん議員日記」2006.第275弾! 10月2日(月)
ジム 生まれて初めてジムへ行った。バイクでウォームアップし、沢山の機械でトレーニングをし、それを2回繰り返してから、腹筋と背筋のトレーニング・・・・そしてストレッチ。トレーナーのM先生はもの凄く丁寧に基礎から教えてくれた。
痛めていた左膝の筋力がかなり落ちていること。普段の姿勢が悪かったこと。腹筋運動をするときの呼吸と力の入れ方・・・等を初めて知ったのだった。
(随分間違ったことを子供たちに教えていたんだなあ・・)そう思った。当時としては勉強していた積りだったのだが・・・・勉強不足だったことを痛感した。
1回700円弱とかなりかかるが、自分の体作りと勉強の為にはそれくらいはしょうがない。まだまだ、あと30年はテニスとサッカーは続けたい。元気でいなくっちゃ!だ。
議会報告 やっと9月議会の議会報告の原稿が完成した。色々書き足りないことがあったが、それは来月号で書くことにしよう。定例議会毎から毎月の発行へ・・・そうすれば、駅にも毎月立てる。さて、早く印刷しないと・・・・。
遺書 小学校6年生の女の子がいじめを苦に自殺した。滝川市教育委員会は「集団でぶたれたり、暴力を受けていないので、いじめとは断定できない」と発表・・・・滝川市教育委員会はみんなで気が狂っているのかと思ってしまう。
「いじめ」の定義も分からない人間が市教委にいる国。教師をどうのこうの言う前に、教師を指導する立ち場の人間を、評価する立場の人間を教育しない限り、「教育日本」の復活は難しい。
学校で7通もの遺書を書いて、しかも教室で首を吊ったのに・・・「いじめによる自殺とは断定できない」日本中の色々な場所から聞こえてくる台詞をまた聞くとは・・・。彼女は担任の先生にも相談していたのだ。それでも「暴力行為がなかったから・・」といい訳をする市教委。気が狂っているとしか、言いようが無い。
言葉による暴力。無視される暴力。そういう暴力の怖さを本当に認識していないとしたら、教師失格の前に「人間失格」である。家庭や学校でまともな教育を受けていなかったから、そういう感性が育っていないのか、教師時代に生徒の気持ちを全く理解できなかったか、それは分からない。本も読んでない人たちなのだろう・・・。可哀そうに遺書から彼女の悲鳴が読み取れないのだ。
「教育」が子ども達の方向を向いていない。自分たちの方向ばかり、上の方ばかり見ている・・・・そういう学校で育つ子ども達が可愛そうでしょうがない。不登校が増えたって、学校で死ぬよりはましだと思ってしまう。
勉強で学校が「戦場」になるのはいい。「昨日の自分との戦いなのだ」と教えれば、誰も傷つくことはない。だけど、言葉の暴力という「戦場」だったら・・・子ども達の心はどんどん磨り減ってしまう。それが嫌な子達は玉を打たれる前に打ち返すテクニックを学んでいくだろう。それしか生き残る道がないとすれば・・・・。
学校は楽しくて安心できる場所でなくてはいけない。小学校は担任の先生がその空間を作り出す。いじめを拒否し、いじめの芽を察知し、その芽が育つ前に根っこから絶やさなければいけない。それで初めて子ども達は本当の笑顔になれるのだ。 「人が嫌がることはしない」「ごめんなさいと言ったら、仲直り」「何があっても、次の日は笑顔で挨拶する」家でも学校でも当たり前のことを、当たり前のように教えていないのだろうか・・・。
彼女は命をかけて、いじめを訴えた。全国に彼女と同じように悩んでいる子がいるはずだ。そのことに先生達は気づかなくてはいけない。 たかやん
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10月3日 (火) 「たかやん議員日記」2006.第276弾! 10月3日(火)
「たかやん議員日記」2006.第276弾! 10月3日(火)
ピロリ菌 内視鏡の検査が出た。「マイナスです」と先生。僕の胃の中にはどうやらピロリ菌はいなかったらしい。これで、食道と胃と腎臓、そして前立腺は健康なことが分かった。あとは脳と心臓と大腸?あんまり検査はしたくないなあ・・・
1時間 病院の待ち時間に本屋へ行って・・・ある本を買ったら、余りにも面白くて1時間で読んでしまった。世の中には凄い人がいるものだ・・・早速塾の子供たちに紹介して、本を貸した。祥吾は目を輝かせてその本を借りていった。ふふふ、楽しみ、楽しみ。
オール1 主人公の先生は中学1年生の通知表がオール1。中学校3年生の時の通知表も音楽の2以外は全部1。漢字は自分の名前しか書けず、掛け算の九九は二の段までしか言えず、英語の単語で知っていた単語はBOOKだけという悲惨な中学時代を送った。勿論高校へは進学できず、大工の見習いとなるのだが・・・・小中学校であったいじめを社会人になっても受けるのだ。
そんな彼が、少林寺拳法と音楽に目覚め、少林寺拳法の道場で出会った少女と恋に落ちる。彼女は社長令嬢で4年生の大学を出ている。彼女からアインシュタインのビデオを借りたことから、ドラマは始まる。
NHKのビデオを何度も繰り返しみた彼は、物理を本格的に勉強したくなる。彼女の勧めで定時制高校に入学した彼は、大学で物理を勉強したいと思うようになるのだ。10代で両親を失った彼は、国立大学しか行けないと考え、高一で「名古屋大学」を目指す。オール1の少年が名古屋大学・・・そんな馬鹿な!始めのうちは先生達も「無理」だと思うのだが、やがて彼が本気だということが分かり、みんなで応援していく。
そして彼は、猛勉強して・・・名古屋大学に合格するのだ。しかも大学院まで行く。そこで彼は、自分を育ててくれた先生達に恩返しをしよう、自分のようにいじめを受け、勉強で落ちこぼれた子供たちを救おうと先生になろうと決心する。物理学の勉強を続けながら・・・・
僕は何度も泣きそうになりながら、その本を読んだ。僕もクラスでペケだった経験はあるけれど、流石にオール1はない。中3の時に「いじめ」にあったこともあるけど、先生や友達が守ってくれた。それ以外で学校がつまらないと思ったことが一度もない人間なのだ。僕にとって学校はいつも楽しいところであり、先生や友達は愛する存在だった。それは教師になってからも変わらない。同僚も先輩もそして生徒も、僕にとって無くてはならない存在だった。
僕にとって学校は、一番楽しい空間だった。だから、僕にはあの本は書けない。僕が学校で苦しいと思ったのは、21年間の最後の1年だけ。しかも子供たちは可愛かったし、クラスも申し分なかった。あの1年だけが心が重い1年だった。毎日のように管理職に攻撃され、アホ臭くなったのだ。僕はそれまで、賢い人が管理職になると思っていた。人間的に優れている人が管理職になると思っていた。僕はそれまで管理職に恵まれていたのだ。それが一気に覆った1年間だった。新座の教育はどんどん落ちていくな・・・僕はそう思いながら学校を去った。
でも、そのことで今の自分があるのだから、今は彼らに感謝している。二中で僕を潰そうとした人にも、六中のテニス部を潰そうとした人にも・・・・「ありがとう!」と言いたい。
僕にはそんな人たちよりも何万倍ものの素敵な仲間や先輩や教え子がいる。愛する家族がいる。だから僕は生きてこれたのだ。
いじめは悪だ。子どもの世界でも大人の世界でも・・・。僕は今日、その本に勇気を貰った。まだまだ頑張れる。夢を追いかけられる。そう思った。 たかやん
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10月4日 (水) 「たかやん議員日記」2006.第277弾! 10月4日(水)
「たかやん議員日記」2006.第277弾! 10月4日(水)
鏡 スケート連盟の元会長が逮捕された。人相が実に悪いと思った。あの手の人相は政治家にもたくさんいる。権力と金が人間の人相を変えてしまうのかも知れない。
都市計画道路 日本が1000兆円以上の借金を抱えている原因は、色々あるだろうが、いらない道路や橋を作りすぎたことも原因の一つだと思う。
東久留米・志木線を考えてみよう。全長1440Mの道路につぎ込む税金はおよそ50億円。国庫補助金が約12億。起債が約18億。一般財源が約21億。補助金がでるといっても、税金には違わないし、約39億は新座市の自前である。
その50億のうち、工事費は約6億円。用地取得費が約25億円、補償費が約19億円。何も無いところに道路を作るのなら補償費は必要ない。家や工場があるところに無理に作るから補償費が必要になるのだ。
ここまででも頭が痛くなる話だが、実はこの道路、東久留米から志木までは繋がらないだろうと言われている。東久留米市の財政難も深刻だし、水道道路から先の計画は新座市の財政状態ではまず不可能と言われているのだ。
要するに、斜めの大型道路が突然小学校と中学校の間を通り、水道道路に突き当たってお終い。という訳だ。閑静な住宅街にいきなり大通りができることを住民はどう思っているのだろう・・・。そして、今でも渋滞している水道道路はさらに渋滞する。
さらに理解できないのは「保谷・朝霞線」だ。いくら県道とはいえ、総工費は80億を越え、新座市負担分だけでも30億近い。新座市の負担も大きいのだ。仮に産業道路までできたとしても、その先は100%不可能と言われている。先の無い道路を何故作るのか・・・国も県も市も「税金」は人の金なんだということがよく分かる。
一般市民は道路ではメシは食えない。自分たちの血税が「教育と福祉」にかえってくることを願っている人は多い。搾られるだけ搾られて、できたのが先の無い道路では話にならない。地球の温暖化が叫ばれている今日、二酸化炭素削減に、まったく逆行している政策だと思う。広い道路はあった方がいい。何も無いところに作るなら・・・・国の無策を倣って、無理な借金をすることはない。都市計画道路・・・僕達が中高生の時の計画が、今もまだ生きているなんて・・・
9月議会である議員が「地権者のみなさまの・・・」と発言したことが印象に残った。地権者=地主。新座の市政は地主の方向ばかり見ていたのではないだろうか。古い、古い体質が未だに日本中に残っているのかも知れない。
借金を減らすどころが、増やす政策が続く。僕より若い議員達も反対しないのは何故だろう。将来の新座市民の負担は増えるばかりなのに・・・・。
発熱 今日は朝から熱が出て、半日寝込んだ。今もかなりの熱がある状態でこれを書いている。ちゃんと書けているといいのだが・・・ たかやん
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10月5日 (木) 「たかやん議員日記」2006.第278弾! 10月5日(木)
「たかやん議員日記」2006.第278弾! 10月5日(木)
ベランダ掃除 大規模改修でベランダのものを全て室内に置かなくてはいけなくなり、朝の5時過ぎからベランダ掃除を始めた。7時半にはすっかり綺麗になったのだが・・・・この掃除でまた熱が上がってしまった。とほほ。
印刷 9時過ぎに吉田よしのり事務所にお邪魔して、議会報告の印刷をさせてもらった。秘書の島田さんとのお喋りが楽しかった。これで来週からの駅立ちに間に合った。その前に熱を下げないと・・・・
学徒壮行早慶戦 録画しておいた「学徒壮行早慶戦」を見て、泣いた。今はもう84歳、85歳であろう人たちの青春時代の映像を見て泣いた。その日、昭和18年10月16日はお袋の19歳の誕生日。東京生まれのお袋は、きっとその早慶戦のニュースをどこかで聞いていたに違いない。
父さんも学徒出陣で戦争へ行った。中国からビルマ戦線へ・・・「マラリアでどんどん死んでいったんだ。朝起きたら、隣りの奴が死んどる・・・」「ジャングルの中の道で寝るんだから、ひどいもんだ。雨季になると道は川になる・・・」陸軍少尉で機関銃部隊の小隊長だった父さん。「人を殺したことはあるの?」と聞く小学生の僕に、「いや、遠くにいるイギリス軍と打ち合うから、相手は見えないんだ。」中には地元の住民を虐待した兵隊もいたらしいが、彼らは捕虜になった時に殺されたとも言っていた。
「朋矢、戦争はいかんがやちゃ。絶対にしてはならんがやちゃ。」 僕らは戦争を経験することなく生きてきた。だから、子供たちにも戦争という体験をして欲しくない。戦争は悪だ。正義の戦争など存在しない。核兵器も悪だ。あんなものは戦争の抑止力になどなりはしない。
教育委員会 滝川市の教育委員会の謝罪は確かに、「みったくない」謝罪だった。だけども、それでも間違っていたら謝るという人間らしさはあったように思う。「いじめ」をいじめと思いたくない。だから「いじめとは断定できない」。これは陵平の時と全く同じである。遺書を残して子どもが死んでも、その責任を取らない大人達。こどもが悪くなったんじゃあない。大人達の質がどんどん悪くなっているんだ。
二郎のボール 今日は二郎の三回忌だ。さっき二郎の兄貴の直弘から電話があって、「あっ!」と思い出した。実は10月3日の父さんの命日も僕は忘れて過ごしていた。父さんの命日の翌々日ということで二郎の命日を覚えていたので、大切な日を忘れてしまったのだろう。ごめんね、二郎。ごめんね、父さん。
今週末は直弘と二郎のボールでサッカーをやる約束をした。あれからもう3年も経つのだ。父さんが死んでからはもう26年か・・・でも、二人とも僕の心の中では生きているからね。 たかやん
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10月6日 (金) 「たかやん議員日記」2006.第279弾! 10月6日(金)
「たかやん議員日記」2006.第279弾! 10月6日(金)
気合 熱が下がらない・・・・。子供たちと一緒にいるときは、気合で元気になるのだが・・・。一日の半分くらいは寝ている。時間がもったいなくてしょうがない。空ともあまり遊べないし・・・咳もでないから、風邪ではないのかも知れない。まいっか・・・。
人相2 昭和28年生まれの小嶋社長は僕と同級生の年代だ。それにしても彼の人相は悪い。「私は嘘つきです」と顔にぶら下げて歩いているような人相だ。裁判で嘘をつけば、つくほど彼の人相はさらに悪くなっていくんだろうなあ・・・。 小泉純一郎もどんどん人相が悪くなっていったが・・・悪くなるようなことをたくさんしていたからだろう。言葉ではごまかせても、人相まではごまかせない。
国会中継 岡田VS安部、田中VS安部、枝野VS安部、志井VS安部・・・こんなに集中して国会中継を見たのは初めてである。どれも面白かったのだが、一番笑ったのが田中真紀子の質問。野次が凄いのだ。しかもその野次に対して、田中真紀子がキッと睨むと野次った議員は、みな横を向いてしまう・・・。ああ、正面切って言えない奴らが野次ってるんだなあ。そう思った。感心したのは、安部さんが答弁書を読むのではなくて(もしかしたら見ていたのかも知れないが)、とりあえず何も見ないでて相手を見ながら答弁していたこと。時々、目がうろうろしてはいたが、あの人はいい訳の天才だと思った。 岡田さんも枝野さんも志井さんの質問もよかった。国会の予算委員会であんな質問をするのか・・・という疑問はあったけど・・・。
初めて、もし自分があの場にいたら・・・・どう答えるだろう。どう質問するだろう。そう思いながら見た。新座市議会もTVで放映したら面白いことになる。居眠り議員は激減するだろうし、質問も答弁も原稿を読み上げる時間は減るのではないだろうか・・・・。やはり自分の頭で考えて「議会は発言するところ」なのだ。
大田総理 録画を見た。国会中継とは違った面白さがあった。通告も無ければ、答弁書もない。質問にも原稿がない。そういう原稿がないと、議会は突然面白くなる。これから金曜日の夜が楽しみだ。太田光はなかなかやるのである。
黒豆 朝ごはんを食べていたら、空が箸でひょいと黒豆を摘まんで口に入れた。「凄いね、空。箸上手だね!」と誉めたら、何回も同じ事をしてみせた。この間まで、殆ど箸を使ったことなどなかったのに・・・突然できるようになるのだから驚く。そういえば、最近絵や字を書くようになってきた。チンパンジーが人間になっているところなのかも知れない。
禁酒 今日から20日まで禁酒する。理由は単純。1か月分の酒を飲んでしまったのだ。僕の飲むお酒は発芽玄米酒。それを1ヶ月に8本飲む。その発芽玄米酒がもう無くなってしまったのだ。飲み会も3,4回あり余分なお金はないので、「禁酒」という訳。この禁酒、苦しいトレーニングをしているようで、なかなか楽しい。何の努力もしていないのに、何か凄いことをしているかのように感じるのだ。頭はスッキリしているし、飲酒運転の危険はゼロだし、(飲酒運転は絶対にしない主義だけど、飲まなきゃ可能性そのものがゼロだ。)体にはよさそうだし・・・・代わりに発芽玄米酒の酒粕を味噌汁に入れて、飲んだ気分になっている。 たかやん
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10月7日 (土) 「たかやん議員日記」2006.第280弾! 10月7日(土)
「たかやん議員日記」2006.第280弾! 10月7日(土)
パパどこー? 朝食後、トイレに入っていると、空が「パパどこー?」というから「トイレだよー!」。すると「何してるのー?」(そりゃあお前、朝ごはん食べたらうんこさ・・普通)すかさず「うんこー?」というから「もう出るよー!」と返事すると「うんこがでるのー?」と隣りの家まで聞えそうな大声の空。「トイレからでるよー!」とまあ、朝から平和な会話をしている邑家であった。
でんちがなくなってしまったのか・・・ ウォークマンスティックが動かなくなり、「ママどうしてうごかないの?」と聞く空。「電池が無くなってしまったのよ。」とママ。すると「そうか、でんちがなくなってしまったのか・・・」と大人のような口調で納得する空。それを聞いて、二人で大笑いしたのだった。
そ ら 今日は空がパソコンのキーボードでSOR A と打ち、初めて自分の名前を書けた日になった。いつもは僕がパソコンの前に座っていると、「パパのおひざにすわる」と邪魔に入り、キーボードをでたらめに押していたのだが、物は試しと「S」「O」「R」「A」と打ってごらんと言ってみると、その通りに打てたのでびっくり。「凄いねえ、空」と誉めると、調子に乗って「そら」「そら」と書きまくっていた。もう直ぐチンパンジーが人間になりそうだ。
HP 二日続きの大雨の影響で、今朝のテニスとサッカーは中止。熱が下がってないので、丁度よかったのかも知れないが・・・・・。関節がギシギシいって、参ってしまう。かといって流石に寝るのはもう飽きたので、今日はHPの更新に燃えた。何しろパソコンには弱いタイプのアナログ人間がHPをやろうっているのだから、大変な訳で・・・友達のマーちゃんの力を借りながらではあるけれど、自分なりに結構頑張った積りである。
国会議員VSみのもんた 熱があると本が読めないのが痛い。しょうがないからテレビで面白そうな番組を探した。自民党の国会議員は基本的に嘘つきだと思った。あれだけの「弱者切捨て」をやっておきながら、自分たちはお金で苦労しています。なんてよくもまあ言えたものだ。何兆円もの無駄遣いをしておいて、「みんなに負担してもらわないと・・・」とくるのだから参る。それなら儲けているところから、もっと税金を取りなさい。大企業には減税しておいて、弱い市民、そして本当の弱者からまで搾り取るのだから、自・公政治は頭にくる。自民党と民主党だけが沢山出席していて、社民党、共産党、公明党は一人しか参加していなかったのじゃあないかな。テレビ局がああいう作り方をしていたら、国民は皆二大政党がいいんだと思ってしまう。何でもアメリカを真似すればいいのかいな。補佐官だってねえ・・・。 自民党政権が倒れる為にはいいことかも知れないけれど、マスコミの取り上げ方がどうも気に入らない。 たかやん
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10月8日 (日) 「たかやん議員日記」2006.第281弾! 10月8日(日)
「たかやん議員日記」2006.第281弾! 10月8日(日)
石神井高校 今日は高校のOB会。3日間熱が出っぱなしだったのに、不思議なことに、今朝は熱がなかった。同級生の野崎、2年先輩の杉原さんと待ち合わせをしていたから、熱が出ても行くつもりだったが・・・・久し振りの母校は工事の真最中。その中で、バスケット部やソフトボール部の試合が行われていた。
空は今回も高校生のお姉さん達に遊んでもらって大満足。その隙に僕らはテニスを楽しんだ。最初の試合は杉原・野崎VS邑・邑で1セットやったのだが・・・・病み上がりの僕はフラフラでサービスを打って、ネットダッシュするたびに息が切れて参った。それでも相手がおっさん二人な訳で・・・何とか6−4で勝てたのだった。
試合の後は現役の高校生達のレッスンを1時間半ほどやった。僕らの時代は男女でコート2面という環境だったが、今の子達はコート6面。羨ましい限りである。不思議なのは昔の方が強かったということ。インターハイや国体に行っていた割には、実に不合理な練習をしていたのだが・・・・・どうやら今の子達はもっと不合理な練習をしているらしい。
帰り際に大学生達と1セットやったのだが、僕と野崎が組んで6−0。僕達が強いのではなくて、相手が弱かったのだ。悲しいくらい弱くて・・・・彼らの練習をみてあげようかと思ったくらいだった。
BMW 野崎に「何だか高そうな車に乗ってるなあ・・」というと「たいしたことは無いよ。」と言うから「いくらだ?」と聞くと、「670万かな」「馬鹿、俺の車なんか40万だぞ!」それを聞いて笑う杉原さん。「これ3台目なんですよ。」「3年に一度代えています」「子育てが終わったんで、少しゆとりがでたんです。」と杉原さんに説明する野崎。僕の子育てはこれからだから、BMWはまず無理だろう。40万の車のタイアを代えるくらいは出来るかも知れないが・・・
五人で食事をして、もうフラフラになって家にかえって来たのが2時前。するとこころからメールが来て、「西堀でテニスしているよ!」「おいで!」というお誘いが・・・お風呂にお湯を入れて、半分裸になっていたのだが、ひとみはテニスがしたかったらしく「行こう!」ということになって・・・・
僕らは西堀のコートでも8人全員が2セットずつやったのだった。 (朋矢・ひとみ6−3茜・こころ。優子・恵子6−2至・ヒロミ。朋矢・ヒロミ5−6至・ひとみ。茜・こころ6−1優子・恵子)
それから久し振りに至君の家でご馳走になり・・・・本当にフラフラになりながら、これを書いている訳で・・・・今夜はHPの飾りつけは無理だな。 たかやん
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10月9日 (月) 「たかやん議員日記」2006.第282弾! 10月9日(月)
「たかやん議員日記」2006.第282弾! 10月9日(月)
野寺スターズ 今朝は学童野球の応援で一日がスタートした。六中の裏の堀の内球場は決勝戦の応援のお父さん、お母さん達で車の止め場所が無いくらいだった。 3年生、4年生チームの野球を見るのは初めてだったが、それこそ高校野球のミニチュア版と言った感じで面白かった。野寺スターズは4−4で最終回の表の相手の攻撃1アウト3塁を三振と一塁ファールフライで防ぎ、その裏1アウトからヒットで出たランナーを盗塁させ、ワンヒットでサヨナラ勝ちしたのだった。 その瞬間の応援団の悲鳴のような歓声と拍手は感動的だったし、優勝して泣きじゃくる選手もいたくらいで・・・甲子園の決勝の様に興奮できる試合だった。
いただけないのが、堀の内球場のゴミ。どうやら中高生達の溜まり場になっているらしく、学童野球の保護者達が毎週、毎週いくらゴミ拾いをしても、追いつかないのだそうだ。六中の周りの林は大人のゴミ捨て場所になっていて、それを見て育つ子供たちに「ゴミを捨てるな」と言っても、なかなか通じないのかも知れない。
昔、六中のテニス部の女の子で僕の車からゴミを外へ捨てた子がいた。「何やってんだ!」「ふざけるな!拾って来い!」と国道4号線で急停止。車が猛スピードで走る道路でゴミを拾わせたことがある。 「俺の車は汚くてもな、ゴミを捨てるようなことはしたことが無いぞ!」「誰に習ったんだ!」と真剣に怒ると、「お父さんが、車を運転しながらよくゴミを捨てるから・・・」という答えがかえって来て絶句したことがある。テニス部で毎朝ゴミを拾っても、親の習慣には勝てないことを知ったのだった。 それでも「教育は繰り返すこと」なのだから、僕らは「ゴミは捨てるなよ」「持って帰れよ」といい続けなければいけない。
風邪 どうやら僕の熱は風邪だったらしく、今日の午後は僕以外の二人がダウンしてしまった。お風呂を沸かして、掃除をして、食器を洗って、夕飯作り・・・久し振りに主夫の仕事をした。先に復活したのは空。僕の隣りに座り、パソコンで字を書いて喜んでいた。
北朝鮮 「気違いに刃物」というが・・・・核を保有している大国が「核を持つな!」というのは理屈に合わない。みんなで今の半分にしましょうよ!みんなでやめましょうよ!と言うのが筋だと思う。日本は「広島」「長崎」を経験しているのだから、声を大にして世界にアッピールすべきだ。ただ、安部内閣にとってはいいタイミングで起きた事件かも知れない。歴史認識や靖国問題よりも、はるかに危険な要因が北朝鮮に現れ、共通の敵になったのだから・・・ 中間選挙で苦戦しているブッシュ政権にとっても起死回生のチャンスかも知れない。もともとイラクの次は北朝鮮と言っていたのだから・・・。アメリカの巨大軍需産業はしめしめと思っているかも・・・。 武器は持ったら使いたくなるのが人間の心理。「窮鼠猫を噛む」かもよ・・・と脅しているのが金正日。「やれるもんならやってみい、朝鮮半島北半分ぶっ飛ばすぞ!」とブッシュ。 おっそろしいおっさん達や。 核兵器が使用されたら、地球全体が汚染されて・・・・考えるだけで恐ろしい。やっぱりこういう時こそ「憲法九条」が役に立つんだよなあ。人間は追い詰められると普通じゃなくなる。特攻、自爆テロ・・・それを考えるとボタンを押さないという保証はないのだ。
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10月10日 (火) 「たかやん議員日記」2006.第283弾! 10月10日(火)
「たかやん議員日記」2006.第283弾! 10月10日(火)
5時 夜明け前。まだ外は暗い。今日は今月の議会報告を配る日。気合を入れて起きた。風邪はどうやら治ったらしい・・・。5時半、自転車をこいでひばりヶ丘へ・・・・。教え子の家の前に自転車を止めさせてもらって、駅まで歩いた。
6時1分前に議会報告を配り始めた。前回6時過ぎに来た人は、今朝も6時過ぎだし、15分過ぎの人は、今朝も15分過ぎ。時間にルーズな人は余りいない。最初の30分で笑顔が10人程。「えっ!何でいるの?」と言った、五中のテニス部の女の子(と言ってももう36歳?)が一番笑った。
議会報告は30分で100枚程無くなっていく・・・・。バスから降りた集団が押し寄せてきた時は、誰に渡したらいいのか分からず・・・ただ「おはようございます!」と叫んでいるだけの時もあった。折角もらってくれるのに、渡し損ねたことが3回。まだまだ「駅立ちのベテラン」には遠い。
8時。今回もたくさんの笑顔と会え、400部以上無くなったところで終了した。リュックをしょって歩いていると、向こうから五中の3年1組の秀和の笑顔が・・・「今度クラス会やるよ!」「はーい」
それから教え子の家を2軒訪ね、今朝の議会報告配りは無事終了したのだった。汗びっしょりになって、お風呂に入って、本を読んで・・・一日が始まった。明日は東久留米だ。
ロジャース コピー用紙を買いにロジャースへ・・・。レジでお金を払おうとすると、財布がない。「がびょーん!財布忘れちゃった!」「カード使えますか?」「カードは駄目なんですよ」「お財布取ってきますから、これ預かっておいてください」今日は1000円に泣いた日だった。
旧西堀小跡地 中学生が4人。煙草を吸っていたので、「中学生が外で堂々と煙草を吸っていい訳がないだろう!」と大声を出して、ズカズカト近づき、「ゴミは全部持ち帰るんだぞ」と言った。何だか怖そうなオッサンが来たと思ったらしく、子ども達はそそくさと片付け始めた。「おじさんはなあ、君たちの中学校の先輩なんだ。10年もいたんだぞ!」と言うと、子ども達はキョトンとした顔をしていた。
10時 塾で子供たちと一緒に勉強して、家にかえってきたのが10時過ぎ。明日はまた5時起きだから忙しい。長かったけど、充実した一日だった。 たかやん
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