Diary 2005. 8
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8月1日 (月)  「たかやん議員日記」2005.第216弾!

「たかやん議員日記」2005.第216弾!  8月1日(月)

窓口払い
7月1日から乳幼児医療費の窓口払い撤廃ということで、Sクリニックの診察料は無料だった。ただその申請をしていなかったので、市役所へ行って手続きをしてきた。児童福祉課の方は実に丁寧に分かり易く説明してくれた。笑顔でとっても感じのいい説明だった。

熱の原因
空の熱は中耳炎からくるものだった。毎週1回プールに通っているのだが、先週のプールで水の中に初めて潜る練習をしていたのだ。多分耳の中に水が入ってしまったのだろう。
薬が出て、段々熱が下がってきたが午後からの外出を取りやめにして、ずっと空と一緒にいた。

アスベスト
市役所に来たついでに、話題になっているアスベストの問題を聞きに教育委員会にお邪魔した。昭和60年ごろの調査の時には僕も理科の教員として石綿金網を「廃棄」したような記憶がある。ただ今問題になっているのは壁とか天井とかの建材の方がメインなので、夏休み中に是非調査して,
しかるべき対応をして欲しいとお願いした。

教育委員会
折角教育委員会にお邪魔したので、普段疑問に思っていること(「評価」と「英会話」について)を少し質問させてもらった。なかなか有意義な時間だったと思う。

暑気払い
夕方から上田事務所の暑気払いに初参加する予定だったのだが、空の調子が本調子でないので断念した。折角誘ってもらったのに申し訳ないと思ったが、子どもが病気になると親は弱気になるものなのだ。上田知事がどういう人なのか、自分の目で確かめたかったのだが・・・・・残念。

団会議
明日は午前10時から団会議がある。少しはやめに行って勉強しようと思う。


8月2日 (火)  「たかやん議員日記」2005.第217弾!

「たかやん議員日記」2005.第217弾!  8月2日(火)

団会議
10時からの団会議は9月議会の一般質問が議題。5人全員が予定する質問を発表して、それについて色々と意見を出し合った。
今回は全員が質問する予定で、その内容も様々だ。大佑議員と僕のようにアスベストの問題でバッティングがあったが、この石綿の問題は他の会派の議員からも質問がでるだろう・・・ということで、余り気にしないことにした。
会議は10時から12時まで休みなしに行われたのだった。

教え子
今日はやたらと教え子に会う日だった。それも卒業以来という子達にも随分たくさん会った。道路ですれ違うとき、お互いに気付いて、車に乗ったまま話した子も居た。昔やんちゃだった子が立派になっているのを見るのは嬉しい。そして彼らにエネルギーを貰うのだった。

待ち時間
我が家のパソコンのスピードが遅いので、いつも少しイライラしていた。ところがパソコンの隣りに英語のテキストを置いて、音読しながら待つようにしたら・・・その待ち時間がとても短く感じられたのだ。同じ時間なのに、人間の感覚は不思議なものである。車で渋滞した時も、本さえあれば大丈夫。ちょっとの工夫で楽しい時間が増えるのはいいことだ。今日も友だちの本棚から2冊。本屋で2冊買ってしまったのだった。

熱中症
昔はこの暑さの中朝から晩までテニスをやっていた。子ども達には「水はいくら飲んでもいい。」「帽子は必ず被れ。」「エアコンはなるべくやめておけ。」と言っていたが、エアコンが無いと熱中症になることもあるらしいから、いい加減なことを言ってしまったかなと、少し反省している。僕自身もエアコンの無い生活をしていたし、こういう暑さの中で一日練習しても平気だったから、そう言っていたのだが・・・・そう言えば、練習の途中でよくプールに入った。プールで水球で遊んでからまたコートで練習。レギュラーもイレギュラーも男女も関係なく、OBや小学生も参加しての水球は本当に楽しかった。
全国大会はまさに暑さとの戦いでもあった。九州代表の選手が暑さで倒れたこともあったくらいだ・・・・。今年も暑い夏、熱い大会が始まる。子ども達には事故のないように、元気に戦って欲しいと思う。


8月3日 (水)  「たかやん議員日記」2005.第218弾! 

「たかやん議員日記」2005.第218弾!  8月3日(水)

視察
今日は文教委員会の視察。バスに乗って、まず北本市の「埼玉県学校給食会」にお邪魔した。“地産地消”を推進し、県産の農畜産物を学校給食に取りいれようとして、努力している財団法人である。驚いたことに、そこではあの“発芽玄米”まで給食用に開発していた。そしてパンには向かないとされる国産小麦(埼玉県産)からパンを作ってしまったのだから驚きだ。現在の給食は100%埼玉県産のお米、小麦でまかなわれているのだそうだ。

次にお邪魔したのが日東食品。ここでは学校給食用の納豆を作っているということだった。納豆は95%が外国産の大豆を使っているのだが、学校給食の納豆は県産の大豆ということで驚いた。しかも、カラシやつゆには“添加物”が入っていないということだった。埼玉県の子ども達は幸せだと思った。儲けだけではなくて、安全で美味しいという心が入っているから・・・・・。

次に行ったのが笛木醤油。ここでも学校給食用の醤油を作っているということで、色々教えてもらいながら見学していった。醤油は大豆と麦と塩からできるということを初めて理解した。勿論麹を使って発酵するのだが・・・一番絞りの意味も、本醸造の意味も・・・濃い口、薄口、減塩・・・いろいろな醤油があるが、醤油は「旨味」があるのだということを学んだのだった。その旨味は大豆からくることも勉強した。勿論ここの製品も“無添加”である。醤油のラベルに「カラメル」と書いてあったら“にせもの”だということも勉強してきた。

今日の視察は本当に面白かった。小学生が社会科見学に行ったときのような気持ちになったのかも知れないが、埼玉の子ども達が色々な人に支えれられて育っているのだということを感じることができたことが嬉しかった。

行き帰りのバスの中では殆ど本を読んでいた。1冊半読んだのだが、少しバスに酔ってしまった。暑い一日だったが、マイナス25度の気温も体験できたし・・・質問もしまくったし・・・・有意義な一日だったと思う。

懐かしい匂い
笛木醤油の駐車場でアスファルトの上を歩いている?青虫を見つけた。どう見ても自殺行為の方向に進んでいたので、思わず手にとって木陰に戻してあげようとしたのだが・・・・青虫君は角を出して、僕を威嚇した。「なんで怒んねん!お前を助けてあげようとしてるんやないか!」と僕は何故か大阪弁?で青虫君に言った。それでも青虫君は僕の手から逃げようと必死だった。しょうがないので紙の上に青虫君を乗せて、青虫君が食べそうな葉っぱの上に落としてやった。そしてバスに戻って、手の匂いを嗅いで見ると・・・・・懐かしい、少年時代の匂いがした。アゲハチョウの幼虫を飼っていた時と同じ匂いがしたのだ。それはアメリカシロヒトリの幼虫を兄貴に無理やり食べさせられた時の匂いでもあった。


8月4日 (木)  「たかやん議員日記」2005.第219弾! 

「たかやん議員日記」2005.第219弾!  8月4日(木)

中耳炎
空の耳の状態がよくないので、朝7時過ぎから堀ノ内病院に並んだ。受付は8時からというのに、もう何人もの人が来ていたのには驚いた。結局全体で5番目くらいの順番だったのだが・・・・治療が始まったのは9時半。それから薬を塗って・・・処置をしてもらうと10時を過ぎていた。

妙高
それから僕らは妙高に向けて出発した。昔のテニス仲間(関東中学、全国中学の本部の仲間)と友だちの住む妙高に行くことになっていたのだ。途中関越で車が横転する事故があり、30分ほど渋滞したが、3時前に無事僕らはテニスコートに到着した。そして着替えると直ぐにオムにコートでテニスを始めたのだった。

高田信一
僕の友だちのお父さんは39歳の若さで亡くなった、有名な作曲家だった。「若い力」という歌を僕らは運動会の時によく歌ったが、その「若い力」を作曲したのが高田信一だ。お母さんも芸大を卒業し、音楽大学でピアノを教えていたのだが、亡くなってしまった。最近その高田信一の楽譜が奇跡的に見つかったという記事がある音楽雑誌に載っていた。天才作曲家の息子は今、中学校の先生を辞めて家具を作っている。はやり芸術家なのである。

温泉
いつもは友だちの家の大きなお風呂に入るのだが、今回はみんなで温泉に行こうということになり、僕らはみんなであるホテルの温泉に向った。ママが腰が痛いというので、空は僕と一緒に温泉に入った。温泉が初めての空はずっと僕にしがみついていた。体を洗うときも、拭くときも、着替える時も「抱っこ」というのでかなり困った。お風呂から出たときは、汗びっしょりになっていた。

今日のメンバーは立教、武蔵工大、広尾、ドミニコ、そして新座五・六中の僕。テニス以外何の関係もない友だちだ。テニスを辞めても、学校を辞めても、今も時々こうして会える友だちを持っていることを、僕は誇りに思っている。年齢は40代から60代。共通しているのは「子ども達に真剣に向き合う」という習性。話はいつも「教育」と「テニス」から始まる。 妙高の夜は涼しい。


8月5日 (金)  「たかやん議員日記」2005.第220弾!

「たかやん議員日記」2005.第220弾!  8月5日(金)

野尻湖
朝は7時から朝ごはんを作った。食事当番なのである。今朝のメニューはご飯、味噌汁、鮭、海苔、納豆、野菜炒め、タコとワカメの酢の物、納豆、レタスとトマトとキュウリのサラダ、梅干・・・・なかなか好評であった。
それから僕らは野尻湖に向った。野尻湖を一周し、帽子屋というジャム屋さんで買い物をした。それから向ったのが「一茶記念館」。あの小林一茶の俳句を堪能した僕らだった。

雪とけて村いっぱいの子どもかな

われと来て遊べや親のない雀

ソフトクリーム
昼ごはんは蕎麦。なかなか高級なお蕎麦を食べた後はソフトクリーム。普段甘いものを食べることの無い空は(何?この美味しいものは!)と目をクリクリさせて、感動しながら食べていた。

2時から4時まではまたしてもテニス。隣りでどこかの大学生達がテニスをしていたが、間違いなく僕らおっさんの方が強かった。というか気合を入れてテニスをしていた。青春とは、《青春度=夢×情熱》である。と言った人がいるが、僕らはまさに青春真っ只中という感じでテニスをしていたのだった。

食事当番
温泉の後はみんなでビール。僕は勿論食事当番でメニューは「焼きソバ」とツマミ6品。
なかなか好評であった。

青春と教育と愛
そして今夜も「青春と教育と愛」について語った。今年の12月に65歳になる友達が語る「青春と教育と愛」は実に感動した。そして僕らは夜遅くまで語り続けたのだった。



8月6日 (土)  「たかやん議員日記」2005.第221弾!

「たかやん議員日記」2005.第221弾!  8月6日(土)

広島
二中の修学旅行で僕は初めて「原爆資料館」へ行った。あの修学旅行は本当に意味のあった修学旅行だったと思う。それ以外は奈良・京都・・・・あそこは大人になって見ればいいのであって、中学生に見せるところではないと思う。

広島での修学旅行では子ども達が「泣いた」。僕も「泣いた」。そのことが僕はとても大事なことだと思うのだ。奈良・京都で泣く中学生はまずいない。そういう意味でも広島の修学旅行が無理やり中止になったことが残念でならない。

僕があの当時、二中でこれは凄い!と思ったものが3つある。「広島への修学旅行」と「体育祭のムカデ」と「合唱際」である。その3つだけは五中・六中は完敗だったと思う。その3つだけは・・・・・・。何で無理やり無くしてしまったのか、今でも疑問である。

熱中症
今日は10時から12時までテニスに燃えた。スリーセット目にはもう半分熱中症になっていた。麦茶は3lは飲んだ。スポーツドリンクは300ml。それでも喉がカラカラになった。

食事当番
今日も朝・昼と食事当番だった。朝のメニューは昨日と同じ程度。昼は冷たい肉うどんを作った。これがまた好評で・・・・楽しい3日間になったのだった。

お風呂
お風呂から眺める森は最高だった。3日間のアルコールと疲労が抜けていくようだった。

夏休み
これで僕の夏休みは終了した。明日からは休みなく塾があるのだ。そして9月議会が始まる。今回の質問は教育問題に絞る積りだ。何事も初心が大事だと思うから・・・・。




8月7日 (日)  「たかやん議員日記」2005.第222弾!

「たかやん議員日記」2005.第222弾!    8月7日(日)

夏休み終了
この一週間の休みで、僕の夏休みは終わった。家族と3日も旅行へ行けたのだから、幸せだと思わなくてはいけないと思う。その旅行も空が中耳炎と外耳炎になってしまい、危うく行けないところだった。原因は耳の掃除のしすぎ。綿棒で耳掃除をしてはいけないのだそうだ。耳鼻科の先生には「家にある綿棒を全部捨ててください!」と言われてしまった。

読書
この一週間は久しぶりに本をよく読んだ。テレビを見ていてもコマーシャルの時は本を読むようにしたり、ちょっとした時間に本を開くようにしていたから、1日2冊のペースで読めたと思う。今日読んだ本は「イギリスの教育改革」の本と「数学」の本と推理小説。なかなか面白かった。

体脂肪率
初めて20%まで下がった。もう一息で10%台になる。体重はそれ程落ちてはいないのだが・・・・。もう少し、朝の運動量を増やせば19%、18%と下がっていくような気がする。また走り始めるか・・・・。

日韓戦
昨日はサッカーに燃えた。面白かったのは選手交代。(中沢を入れたらいいのに・・・)と思っていたら中沢が入って来たし、(ここで小笠原を入れればいいのに・・)と思っていたらジーコもそうだったらしい。その小笠原のコーナーキックから中沢がボレーシュートを決めたのだから凄い。これで小野や中村が戻ってきたら・・・やっぱりなかなかのチームになると思う。近くて遠い国韓国。韓国があるから今の日本がある。



8月8日 (月)  「たかやん議員日記」2005.第223弾! 

「たかやん議員日記」2005.第223弾!  8月8日(月)

人相
久しぶりに国会中継をテレビで見た。小泉純一郎はいつの間にあんな人相になったのだろう。総理大臣になる前の小泉純一郎とは全く違う顔になってしまった。政治家を見ていると、人相の悪い人が多い。特に自民党の国会議員は時代劇に出てくる「悪代官」や「悪徳商人」の顔をしている人が多い。長年の権力が人相を変えてしまうのか・・・・そう言えばあの鈴木宗男さんの人相は少しよくなってきたかも・・・。そういう意味では他の政党が権力を握った時に、どういう人相の人が登場して、どう変化していくか・・・・それを見たい気もする。

大臣
父さんの葬儀には現職の大臣が来た。住栄作労働大臣である。そしてその住さんの葬儀には僕が出席した。築地の本願寺には総理大臣を経験した、僕らも知っている人たちが前列に並んでいた。それを見て大臣というのは凄いものなんだなと思った。住さんはいい人相をしていた。父さんと同じ中学を出ていたとかいう理由ではなく、いい顔を持っていた人だった。彼らが生きていたら、今回の衆議院の解散をなんと言っていたのだろう・・・・。二人揃って「ダラなやつめ!」そう言っていたかも知れない。

甲子園
いつの頃からか「甲子園」を見なくなった。見ていても“感動”しなくなったのだ。「一生懸命」な姿は他のスポーツでも見ることができるし、プロの世界でも見ることができる。甲子園だけが、何故特別扱いされるのだろう。どのスポーツをする子も、同じ高校生なのに・・・・・。高体連に所属しない高野連。スポンサーをつけて高校生が野球をするのだから、他のインターハイとは大分違うのだろうけれど・・・・。


8月9日 (火)  「たかやん議員日記」2005.第224弾!

「たかやん議員日記」2005.第224弾! 8月9日(火)

長崎
僕の英語の先生は長崎出身で、「長崎はいいところよ。」といつも言っている。きっと60年前の原爆投下以前はもっといいところだったのだろう。広島が人類最初の被爆地なら、長崎は人類最後の被爆地ということになるし、そうしなければいけない。午前11時2分・・・・・戦争中とはいえ、人々は普段通りの生活をしていたはずである。丁度今の僕達のように。

9.11
「郵政民営化解散」が決まり、総選挙は9月11日になった。9.11というとやっぱりあのテロを思い出す。自分の目で見たツインタワーの残骸からはまだ炎が消えていなかった・・・・。そして行方不明になった人々を探す写真と蝋燭の火と歌声が心に残っている。9月11日の影響で市議会の日程にも変更があるかも知れないという情報も入ってきた。今度の総選挙にはどんなドラマが待っているのだろう。投票率が高いといいのだが・・・・。



8月10日 (水)  「たかやん議員日記」2005.第225弾!

「たかやん議員日記」2005.第225弾!  8月10日(水)

先生からのメール
僕の英語の先生から久しぶりにメールが来た。長崎の妹さんを連れてニューヨークの「GROUND ZERO」に行って来たらしい。そこでは「見知らぬ観光客同士が、自然にハグして涙を流していた」そうである。
彼女は「広島長崎を知ってる日本人としては、何千年もの昔から宇宙旅行ができる今日に至るまで、人間として最悪の罪を犯し続ける、人間の愚かさをまざまざと突きつけられた気がしました。新しい高層ビルが建つようですが、私は公園とかにしておいてくれればと思いました。」とメールの中で言っていた。

メダル
世界陸上を見ていて嫌なことは「メダル」に拘るところだ。純粋に競技を見ればいいものを「メダル」「メダル」と騒ぎすぎる。そりゃあメダルがあった方がいいに決まっている。銅より、銀、銀より金のほうがいいだろう。だけど世界のスーパースターの中で戦っている人たちそのものが、金メダルよりも価値があると思うのだ。メダル、メダルと騒いでおいて、失敗すると選手そのものが忘れられてしまうようなテレビは嫌なのだ。彼らは日の丸をつけて戦っているが、日の丸の為に戦っている訳ではない。僕らも日の丸をつけている選手を応援しているが、日の丸の為に応援している訳ではない。

報復
なんだか凄いことになってきた。小泉純一郎の人相が悪い訳だ・・・・。「報復」を考えていたのだ。権力を持つとこういうことになるのだ・・・。自分に逆らった奴には徹底的に「報復」する。どこかの学校でもあったなあ・・・。「報復人事」。嫌な言葉だ。
自分の信念で正しいと思ったことを言えなくなったら・・・・政治も教育も終わりのような気がする。


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